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物流倉庫とは サービス内容やメリットを紹介|【物流用語】

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物流倉庫とは?

物流倉庫とは、さまざまな貨物を保管し、必要なモノを必要な時期に出荷する役割を持つ建物です。

古来より人々はお米などの食糧を蓄え、手に入れたものを保管するために「蔵」を用いてきましたが、弥生時代には高床式倉庫が広く利用されるようになりました。奈良時代に建立された東大寺・正倉院には、食糧だけでなく書物や宝物などの所蔵物が保管されていたことで、倉庫が飢餓対策にだけ利用されていたわけではないことがわかります。

そして現在、物流倉庫は自社の商品を保管する重要なスペースと位置づけられています。これまでは自社資金で建築するしかありませんでしたが、21世紀初頭、物流倉庫事情に大きな転換期が訪れました。外資系不動産デベロッパーが進出、倉庫をレンタルというスキームが生まれたのです。

自社で倉庫を所有する場合、維持・管理コストがかさみますが、必要な倉庫スペースだけレンタルする考え方が進んでくるようになりました。

物流倉庫のサービス内容

物流倉庫のサービス内容は、大きく分けて次の5つあります。

(1)入荷・検品

荷主から引き受けた荷物を倉庫内の適切な保管スペースに搬送・保管します。
入荷の際、商品に初期不良や破損がみられないかなどをチェックする検品を行うことで不適格な商品を誤ってユーザーに発送してしまうことを避けるとことができます。

(2)ピッキング・仕分け

ピッキングとは倉庫管理システム(WMS)から出された出荷指示をもとに、該当の商品を取り出す作業のことで、庫内でもっとも負荷がかかる作業と言われています。
最近ではハンディターミナルなどを用いて、商品に貼付されたバーコードを読み取ることで、ピッキング作業を完了できるため、効率性を求めて物流倉庫での導入が進んでいます。

(3)流通加工

荷主のニーズに応じて商品を加工する作業が流通加工で、物流倉庫ではオプションとして扱われます。流通加工は商品の値札付け、複数の商品をまとめるセット商品やギフト用のラッピングラベル貼付などがあります。

(4)梱包・出荷

仕分けした商品に応じて適した包材を使い、商品を出荷できる状態にするの作業です。きれいに箱詰めすることや、破損する可能性がある商品には緩衝材でくるむなど、安全対応が求められます。
最終工程は出荷前の検品作業を行い、注文内容と合っているかどうか確認します。
検品完了後は発送先エリア別に荷物を仕分けて、トラックに積み込んで出庫となります。

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近年、EC物流倉庫では商品画像の撮影や商品サイズの採寸、商品説明文(原稿)の制作など、いわゆる「ささげ業務」をオプションとして代行している場合もあります。

物流倉庫とレンタル倉庫の違い

いわゆる「レンタル倉庫」では、受けられるサービスがかなり限定的となります。レンタル倉庫の場合、業者側は品物の入出庫の確認と倉庫施設全体の管理をすることがメインとなり、庫内作業や在庫管理は倉庫を借りた企業の手で行う必要があります。

物流倉庫の場合はレンタル倉庫での業務に加え、入荷から検品・仕分け・流通加工・出庫・配送手配など一連の庫内作業すべてに対応おり、サービスの適用範囲はかなり広くなります。

また、物流倉庫には一般的用途で用いる普通倉庫のほか、物品に合わせて貯蔵槽倉庫や消防法で危険物にも対応可能な危険品倉庫などもあります。用途に合わせて設備や形式の異なる倉庫が存在しているという点においても、物流倉庫の適用範囲は広くなります。

物流倉庫を活用することのメリット

(1)コア業務に専念

物流倉庫を活用すれば、自社のコア業務に専念することができます。物流に関する業務を物流倉庫に一括で委託すれば、コストダウンにもつながる可能性が高まります。従来、物流業務に割り振っていたリソースを、本来の重要な業務に割り当てることができます。
餅は餅屋ではありませんが、物流をプロにアウトソーシングすることで繁閑期に物流作業を行う人員調整の必要はありませんし、自社社員は営業利益を高める業務を行うことで売上アップも期待できます。

(2)コストダウン

自社で倉庫を用意する場合、土地の取得から建築費、設備投資などのほか、倉庫を運営するための人件費も計上しないといけません。事業が拡大していき、倉庫物件も増加していけば、運営スタッフの人員も増加していきます。

物流倉庫を利用することで、開発の初期コストを大幅に抑えることができ、設備老朽化に伴い、機器の入れ替えなども不要となります。

まとめ

企業が本来やらないといけない事業に特化する--。物流にかかっていたコストと手間を削減することは企業活動の重要な要素となります。これだけでも物流倉庫を活用する大きなメリットとなりますが、大幅なコストダウンを図ることができれば、浮いたコストを製品開発費などに回すこともできるかもしれません。

ただし、物流倉庫を利用するにもコストは当然のことですがかかります。自社業務の兼ね合いも考慮して検討することをおすすめします。

生産性向上のためにやるべきことを検討のうえ、物流倉庫の活用を検討してみてはいかがでしょうか。

 


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