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共同配送(共配)とは【物流用語】

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共同配送

 

共同配送(共配)とは

共同配送とは、複数の運送会社が連携し、トラックやコンテナに他社製品の荷物を積載して配送する仕組みのことです。「競争は営業、物流は共同で」という考えが多様な業種で採用され、企業間をまたがった共同配送が推進されるようになりました。

 

共同配送のメリット

共同配送には多くのメリットがあります。運送会社にとっては、トラックの稼働台数を減らし、積載効率を向上させることが可能です。これにより、燃料使用量が削減され、社会問題となっているドライバー不足への対策にもつながります。またコスト削減が実現し、荷主への運賃を値下げすれば、荷主と共にメリットを受け取ることが可能です。

また、着荷主側の物流拠点では、通常複数メーカーの荷物を積んだトラックが個別に納品されますが、共同配送を導入することで荷物が一括して納品されるため、荷受け回数が減少し、作業効率が向上します。そして、付近の道路における交通渋滞対策やドライバーの待ち時間の削減にも効果的です。

さらに、CO2排出量の削減も大きなメリットです。物流業界にとって、CO2削減は重要な社会的課題です。2006年4月1日に施行された改正省エネ法により、一定規模の荷主には省エネ計画の策定やエネルギー使用量の報告が義務付けられるようになりました。共同配送を導入することでトラック台数を削減し、排出されるCO2を大幅に減らすことができ、地球環境に優しい取り組みとして、対外的にアピールすることができます。

共同配送を実現するために設置された物流拠点が「共同配送センター」です。このセンターでは、複数の荷主に関連する集配貨物をまとめて取り扱うことで、物流の効率化に大きく貢献します。

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