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バルクとは?バルクカーゴ、バルク品について解説【物流用語】

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バルクとは?バルクカーゴ、バルク品について解説

バルクとは?

バルクとは、英語の「bulk」から派生した言葉で、大きさ、容量などの意味があります。
業界によってさまざまなニュアンスがあり、アパレルでは現物生産(量産)をさしたり、化粧品の生産工程の中身の製造、化学では界面化学の分野で使われるなど使用頻度が高い多様な言葉です。主な意味は、大きさ、容量となりますが、大部分、大半の意味などもあります。英語の動詞では「一括する」、「まとめる」などの意味があり、日本語でも同様の意味で使われることもあります。

バルク品の意味とは?

物流の「バルク品」は、包装されないまま積載される貨物という意味があります。鉄、鉱石、石炭、穀物などの原材料は、粉粒体のまま輸送されますが、その際の「バラもの」を指します。バルク品は専用線で運ばれることが多く、貨物用スペースにむき出しで輸送されてきます。ワインなどの液体を海外から輸入する場合、タンクで輸送されてきたワインを日本で瓶に詰める工程でもバルク輸入と呼ばれます。
また、物流用語の「バルク品」には、工場で製造された完成品をそのまま箱に詰められて出荷された状態の商品を指すこともあります。包装されて、価格が安いメリットがあります。

バルクカーゴとは?

バルク品を輸送することを「バルクカーゴ」といいます。バルク品は原材料や中間財として使われますが、専用船、コンテナ、タンク車、ホッパー車などによる専用輸送が行われます。
鉄鉱石は「ドライバルク」、液体品は「リキッドバルク」、長尺品・超重量品は「ブレイクバルクカーゴ」などに分類されます。バルクカーゴで使用されるコンテナは特別なバルクコンテナが用いられ、天井部分の流入口から貨物を流し込めるようコンテナ内部には内袋を装着されています。出荷先、入荷先の設備には、専用荷役の高度な物流技術が求められています。

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