tariffとは【物流用語】
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tariffとは
tariff(タリフ)とは、運賃表(料金表)や関税を意味する言葉ですが、物流分野では主に各利用輸送機関の「運賃率表」を意味します。
運賃率表とは、貨物の品目や輸送経路(線区・航路別)ごとに設定された運賃率をまとめた表で、一定の単位あたりの料金を定めたものです。タリフの代表的なものとして、鉄道運賃率と海上運賃率があり、鉄道は駅が多いために煩雑さや不公平を避けるための体型運賃、海上では共通の運賃表をそれぞれ定め、一般に公開されています。
陸上輸送(トラック)では、運賃は重量と距離(または地域)を基準とする「トンキロ」に基づいて算出されます。各地方運輸局が定める「標準運賃表」もタリフの一種とされ、貨物自動車運送事業法により、事業者はこの標準運賃表を参考に運賃を設定し、事業開始後に届けることが義務付けられているのです。
また、タリフは「関税率表」の意味もあり、関税率表として輸入品に課される関税率を品目ごとに分類した表を指します。
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