出庫とは【物流用語】
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出庫とは
商品をオーダーに合わせて、倉庫内から出す作業を「出庫」といいます。近年では自動倉庫と組み合わせたコンベヤ、無人搬送車などを採用する事例も増えてきています。
出庫作業はオーダー通りに仕分けを行うオーダーピッキング、複数の出荷オーダーの商品をまとめて取りだし、仮置き場・仕分け場で配送先別に仕分けするオーダーピッキングに分類されます。オーダー件数と品目数、リードタイムにより、作業を決定されます。
類似した言葉の「出荷」は倉庫の敷地外に運搬すること。出庫作業に売上計上など、商流を含んだ意味となり、小売店などに送品することが出荷となります。
例えばECの場合、顧客から受注した商品を倉庫からピッキングを行い、梱包作業までの手順が出庫となります。この段階では未発送状態となるため、商品はEC事業者の財産となります。ネット通販で決済するとショップから商品出荷とトラッキングコード(追跡番号)を知らせるがメールが届きます。トラッキングコードは、注文商品の現在位置や配達日を追跡することができます。
これにより、EC事業者は商品を出荷したことを証明でき、購入者側は商品がいつ届くのかを知ることができるようになりました。
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