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ハブアンドスポークとは

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空港、港などを中心としたネットワークをハブアンドスポークといいます。中心拠点のハブを設けることで、航路が膨大になる直行便を削減できる効果があります。


ハブアンドスポークとは

ハブ(hub)は車輪やプロペラなどの中心部、スポーク(spoke)は車輪の中心軸と輪を繋ぐ棒から命名されました。輸送ネットワークを自転車の車輪になぞらえ、大規模拠点のハブからスポークを放射状に流すことで、運行経路単位ごとにネットワークが構築できます。

フェデックス(Fedex)創業者のフレッド・スミス氏がイェール大学在学中に、ハブアンドスポークの原案を提出、現在の米国輸送ネットワークの根幹を築き上げたと言われています。

日本ではクロネコヤマトの生みの親、小倉昌男氏が、BtoC市場となる「宅急便」参入する際、ハブ・アンド・スポークシステムを基礎とした集配のネットワークを築き上げ、現在のヤマト便の土台となりました。

ハブアンドスポークの具体例

幹線輸送では、ハブとなる物流拠点に荷物を集約させ、仕向け地となる全国の集配拠点別に仕分、輸送を行います。輸送ネットワークの核となる地域にハブ拠点を設けることで長距離輸送が削減し、ドライバーの拘束時間を削減する効果があります。

ハブアンドスポークは空港便でも広く活用されています。ハブ空港を設けることで、旅客の乗り換え、長距離便の中継地中継地としても航空路線網の中心として機能します。効率的輸送ネットワークの基本となっています。

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ハブアンドスポークのメリットとデメリット

ハブアンドスポークを取り入れることで路線数が大幅に削減でき、効率的な車両台数で積載率が向上します。環境面では輸送単位のCO2排出量の削減に繋がります。

一方で、輸送コストが上がってしまうリスクもあります。ハブを中継することによる横持ちコスト向上、リードタイムが直送と比べてプラスされる場合があるからです。また、新たな物流拠点を構えることで莫大なコストもかかりますので、物流コストは物流戦略上、トータルで判断したほうがよいでしょう。

また、リスク面で中心拠点に万が一、何かしらの障害が発生した場合、全ての機能が停止してしまう恐れがあります。東日本大震災発生を契機に、物流拠点集約傾向から、危機管理面に対応可能な分散型への事例も多数見られます。

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