バースとは【物流用語】
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バースとは
倉庫や物流センターでトラックが接車し、荷物積み降ろしなどに使用するスペースをバースといいます。入荷用・出荷用で使い分けしている施設もあります。
もともとは船舶入港後に係留して、貨物荷降ろしをする岸をバースと呼んでいたことから、物流センターやトラックターミナルノ荷物積み降ろしスペースをバースと呼ばれるようになりました。
物流業界ではドライバー不足が深刻化しています。ドライバーの長時間労働の要因ともなるバース待機時間問題がクローズアップされています。物流センターに到着しても入構できず、路上で待機する時間も大きな無駄となります。
全国物流ネットワーク協会が発表した、バースでの待機平均時間は1時間45分。待機時間が発生することで配車の効率化が妨げられるだけではなく、荷降ろしの後工程にも影響を及ぼすなど、物流コスト増加の要因ともなっています。
そこで近年。バース予約システムの導入機運が高まりを見せています。インターネットで荷降ろし時間の予約受付をすることでドライバーの待機時間減少が可能となり、どの荷物が何時に到着するのか可視化でき、計画的な入荷作業を行うことが可能となります。
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