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出庫とは?今さら聞けない「出庫」と「出荷」の違い解説【物流用語】

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積み込み

出庫とは

商品をオーダーに合わせて、倉庫内から出す作業を「出庫」といいます。近年では、自動倉庫とコンベヤ、無人搬送車等を採用する事例も増えています。

出庫作業は、オーダー通りに仕分けを行うオーダーピッキングと、複数の出荷オーダーの商品をまとめて取りだし、仮置き場や仕分け場で配送先別に仕分けするトータルピッキングに分類されます。オーダー件数や品目数、リードタイムによって、最適な作業方法が決定されます。

 

出荷とは

類似した言葉の「出荷」は、倉庫の敷地外に運搬することを指します。出庫に売上計上等、商流を含んだ意味合いを持ち、小売店等に送品することが出荷となります。

 

解説:ネット通販(EC)における出庫・出荷の流れ

ここからは、ネット通販(EC)の例で、出庫と出荷の流れを順を追って見ていきましょう。

1. 注文

顧客がECサイトで商品を注文します。

2. 出庫作業(倉庫内)

注文が入ると、倉庫内でピッキングと梱包が行われます。この時点では商品はまだ倉庫内にあり、EC事業者の財産のままです。

3. 出荷作業(倉庫外)

梱包が完了した商品が倉庫の外に運ばれ、配送業者に引き渡されます。この「倉庫の外に運び出す」行為が出荷です。

4. 配送・追跡

出荷された商品には、追跡番号(トラッキングコード)が付与されます。これにより、顧客は商品の現在位置や配達状況を確認することができます。

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