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APSとはどういうシステム?【物流用語】

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APSとは

APSは「Advanced Planning and Scheduling(高度計画スケジューリング)」の略称で、製造業向けの情報システムの一種です。このシステムは、受注、購買、生産、出荷に至るまでの製造スケジュールを管理し、製造ラインの稼働率や生産能力を考慮しながら、最適な生産計画を策定・実行する役割を果たします。APSを導入することにより、リードタイム短縮や在庫削減、さらには投資効率の向上等の様々なメリットがあります。

APSで可能になること

APSは、従来の生産計画システムでは正確に反映できなかった制約条件を考慮したスケジューリングが可能です。これにより、プランニングやスケジューリング等、組織の意思決定の要素を統合させ、製造やロジスティクスの計画や解析を支援します。さらに、短期・中期・長期にわたる幅広い時間軸をカバーすることで、柔軟かつ精度の高い計画立案を実現します。

APS導入で実現できるメリットは、大きく3点あります。

(1)トップダウンとボトムアップを融合

意思決定の様々な階層を整理することで、トップダウンの意思決定と各現場が自律的に行うボトムアップの意思決定の双方が融合可能です。現場で得たノウハウや知識をもとに、全体最適に導くことができます。

(2)高精度な意思決定とフレキシブルな行動を実践

要求から実行可能な形に置き換える「スケジューリング」を同時並行で行い、高い精度の意思決定と同時に、フレキシブルな行動が可能です。

(3)問題の可視化と人中心の改善活動

システム上では見えなかった問題を可視化し、改善活動へとつなげる環境を整えます。

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