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パレットレンタル

Pallet Rental

物流用パレットとは、工場・倉庫・コンテナ・トラックなどの中で、荷物を載せる荷役台のことです。パレットの上に載せてフォークリフトを活用することで、1度に多くの荷物を運ぶことができ、物流現場には不可欠なアイテムです。
uprは手積み・手下ろし作業のパレット化、そしてパレットのシェアリングを推進することで、グリーン物流とホワイト物流の実現を目指します。

手積み手下ろし削減

作業時間が

120分 
100分短縮
 20

手積み・手下ろしとは?

手積み・手下ろし作業とは、発着点でそれぞれ、荷物を一つ一つトラックへと積んで降ろす作業のことです。物流現場で発生しているこの作業は、作業者にとって大きな肉体的・時間的な負担となっています。また、手作業には時間がかかるため、作業者は他の作業者が作業を終えるまで待機しなければならず、拘束時間が積み重なると同時に、渋滞問題の一因にもなっています。
現状では、荷物の手積み・手下ろし作業をドライバーが担うことも多く、荷役作業負担、長時間拘束に加え、ドライバーの高年齢化も拍車をかけ、人手不足が深刻化しています。

物流現場でパレットの活用を取り入れることにより、以下の効果が期待できます。

  1. 作業者の肉体的負担を軽減
  2. 作業時間の短縮化
  3. 待機時間の短縮化

ティッシュペーパー・トイレットペーパーなどを扱う家庭紙業界では、荷物の手積み・手下ろし作業の削減を目指しつつも、既存サイズのパレットを導入すると、積載効率が大幅に低下することが課題でした。
uprは家庭紙業界大手4社様と共に問題解決のため、パレット輸送化による積載効率低下を最小限に抑えた、オリジナルサイズのパレットを開発しました。その結果、ドライバーの負担軽減を最優先に、積み込み・積み下ろし合計時間を大幅に短縮しました。また、フォークリフトの活用により、ドライバーの身体に負担をかける荷役作業も大幅に軽減しました。
この取り組みは、2020年5月に国土交通省から先進的な事例として紹介されました。

大王製紙様はいち早くこの物流クライシスに向き合い、日常生活に欠かせない品物を明日も変わらず届けられるよう、ドライバーの働き方改革に積極的に取り組まれました。パレット輸送化により、手積み・手下ろしにかかる作業時間を従来の180分から140分短縮し、40分で行うことが可能になりました。

CO2排出量削減効果

自社パレット輸送からレンタルパレット輸送に切り替えると
CO2排出量

74.7 kg-CO2/枚年 削減 ※1

レンタルパレット利用による
パレット製造時のCO2排出量

70.6 kg-CO2/枚年 削減 ※2

パレットを使うには、購入して保有する、またはレンタルで借りるという2つの方法があります。

自社でパレットを保有して利用する場合、繁忙期の業務量に合わせて必要最大限の枚数を、パレットを利用する各企業がそれぞれ用意する必要があります。また、パレットに載せた荷物を遠方の輸送先へ運んだ後、パレット回収を行う車両を用意して輸送先まで行き、自社拠点まで戻さなければなりません。
多くの業界でパレットのシェアリングを推進することで、自社保有だけでは閑散期に発生してしまう休眠パレットや、輸送後に使い捨てられるパレットを削減し、資源を効率的に活用しています。

自社保有パレットからレンタルパレット活用に切り替えて輸送を行う場合、複数の会社がパレットをシェアすることにより、製造にかかる全体的な資源効率を向上させることができます。そして、パレットを遠方の輸送先へ運んだ場合でも、着地最寄りのuprデポへ返送すればよくなるため、パレット回収を行う車両の走行距離を削減することができます。

自社保有パレットからレンタルパレット活用に切り替えて輸送を行うと、以下の効果が期待できます。

  1. 複数の会社がパレットをシェア
    ⇒製造にかかる全体的な資源効率を向上
  2. パレットを遠方の輸送先へ運んでも、着地最寄りのuprデポへ返送可能
    ⇒パレット回収を行う車両の走行距離を削減

※1 株式会社運輸・物流研究室による調査。自社パレットはトラック1台分の空パレットを纏めて回収する前提。プラスチックパレット製造にかかるCO2排出量32.811kg-CO2/枚、木製1.696kg-CO2/枚にて算出。
※2 株式会社運輸・物流研究室による調査。プラスチックパレット製造にかかるCO2排出量32.811kg-CO2/枚、木製1.696kg-CO2/枚にて算出。自社パレットはトラック1台分の空パレットを纏めて回収する前提。

あらゆる産業界でのパレットシェアリング

取引先

2,800

当社はさまざまな業界の取引先に、業務の繁閑や季節波動などに合わせてパレットをレンタルしています。年間を通して常時利用する必要最低限のパレットは自社で保有したうえで、必要な時に必要な分だけレンタルを活用する仕組みです。

パレットの需要イメージ

一貫パレチゼーション

これまではパレット紛失防止の観点で、出発地点・経由地点・到着地点までの各地点で、パレットの上に載った荷物を別のパレットへ移し替えることがあり、手荷役の負担がトラックドライバーにかかっていました。
uprが開発したアクティブRFIDタグ搭載スマートパレット®を使って、出発から到着まで、紛失を心配せずに同じパレットを活用する一貫パレット輸送を実現できます。また、パレットの所在地がわかることで、使い終わったパレットの回収をする車両を最適な頻度・ルートで移動させ、CO2排出量を削減することができます。

東レ様では、uprのスマートパレット®導入によってトラック運転者の手荷役解消、積み下ろし時間の短縮、パレット回収作業の効率化を図ることで、労働環境の改善やCO2排出量を削減し、環境負荷や運送会社の負荷低減を実現しました。

東レ様との取り組みにおいて
CO2排出量

83 %削減

(▲197t-CO2/年)

トラック待機時間

38 %削減

この取り組みは、環境負荷や運送会社の負荷低減に貢献したことが評価され、各種の賞を東レ様と共同受賞しました。

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