資源の再利用・再資源化
Reuse and recycling of resources
再利用レンタルパレット
出来るだけ長く使う(リデュース)、持続可能な資源を使う(リユース)、再利用する(リサイクル)、3つのRで循環型の事業に取り組んでいます。
リデュース
45期(2023年8月期)の修繕パレット枚数
71,355 枚
長年繰り返し利用され割れや欠けが生じた木製パレット。木製パレットは板を張替えて補修することにより更に長い期間利用が可能です。uprの子会社UPSの職人たちによって生まれ変わったパレットはまたお客様のもとで繰り返し活躍しています。
リユース
45期(2023年8月期)RR50パレットの購入枚数
106,150 枚
破損などで使用できなくなったプラスチックを粉砕し、新しい原料と50%の割合で再生プラスチックパレットとして生まれ変わったRR50のパレットを購入することにより循環型社会構築に寄与します。
リサイクル
45期(2023年8月期)
プラスチックパレットのリサイクルへの総重量
約 1,680 トン
役目を終えたプラスチックパレットは、原料として製造メーカーに回収されます。毎年50,000~60,000枚のプラスチックパレットが粉砕され、再度プラスチックパレットに成形されており、しっかりとしたマテリアルサイクルが構築されています。
バイオマス由来パレット
プラスチック製パレットを取り扱うユーピーアールは、環境課題への継続的な取り組みとして、廃棄される間伐材由来のバイオマス素材を配合したプラスチックでパレットを開発しました。
バイオマス素材について
バイオマスとは、「再生可能な生物由来の有機性資源(化石資源を除いたもの)」のことです。
バイオマス素材由来のプラスチックは、石油由来プラスチックよりも環境負荷が低いとされますが、高価格がネックとなり普及が進んでいない現状があります。
2020年7月、グレンカル・テクノロジー株式会社およびユーピーアールを含む6社による出資のもと、グレンカル・シナリー株式会社が設立されました。
同社では、低コスト・短時間で酸化・炭化をさせずに物質を乾燥できる「レドックスマスター技術」を用いて、青果加工や街路樹整備等の過程で発生する植物性残渣から、バイオマスプラスチック原料を石油由来プラスチックと同程度の価格で製造・販売しています。
uprバイオマスパレット
再生原料・素材含有率
約 60 %
RR50パレットにも使われている、プラスチックパレットを粉砕した再生原料50%に加え、間伐材由来の木粉バイオマス素材を配合したプラスチックを10%含有した、環境負荷低減に配慮されたパレットです。
CO2排出量削減効果
石油由来プラスチックを使用したパレットと比較して、CO2排出量
約 39 %削減 ※1
パレット1,000枚では、
約 9.6 t削減 ※1
※1 いずれも、素材調達過程におけるCO2排出量。
※2 杉の木の年間CO2吸収量。
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