冷凍食品の温度管理になんついを活用
食品物流における温度管理を、他社製ロガーから温度センサー付なんつい端末に切り替えた結果、自動で庫内の温湿度をモニタリングできるようになり、省人化を実現した。リアルタイムで温湿度を監視できることにより、安全性を食品メーカーへアピールできた。
導入前の課題
- 冷凍車の庫内に他社温度計測端末(ロガータイプ)を複数箇所設置していたが、温度異常が発生しても目視確認するまで気づけなかった。
- 温度データの読み取りのために、冷凍車の庫内から温度計測端末を取り出し専用PCに接続、といった定期的な確認が他の作業を圧迫していた。
- 温度を手書きで記録していたため、記載ミス・改ざんを引き起こすリスクがあった。
- 位置追跡機能がないため、どの地点で温度異常が発生したのかわからなかった。
導入後の効果
容易に実施可能となった温度管理
- 端末が取得した温度データはサーバーへ自動で保存され、管理者がいつでも確認可能となった。
- 目視による確認と、手作業によるデータ記載作業がなくなり、作業員の業務効率化につながった。
- 温度異常時にアラートメールが送信されるため、迅速な対応が可能になった。
- 蓄積したデータを荷主に提供することで、品質が担保された状態を証明可能になった。
- 端末は置くだけで設置できるため、工事費がかからず安価に導入できた。
紙データ不要・位置情報も確認可能
- サーバーのデータは最大3か月分まで保存され、CSVで出力も可能になったため、紙に記載されたデータを保管する必要がなくなった。
- 温度情報と合わせて位置情報も取得可能になったため、地図でも異常発生場所が確認可能になった。
導入構成
- 導入商品
- 利用方法
温度センサー付なんつい端末(位置情報・温湿度情報)
シャーシの道具箱内に端末本体を、冷凍車の冷凍庫内に温度センサーを設置。
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