医薬品等の倉庫内温度管理を自動化し、管理品質と作業の安全性を向上
医薬品や化学工業製品等の倉庫温度管理を自動化し、温度データの取得と保管の効率化を実現した。記入漏れや記録の紛失・損傷、高所測定の危険を回避し、品質と安全性を向上した。
導入前の課題
広い倉庫内の温度計測における工数負担とリスク
- 医薬品、半導体、化学工業製品等の保管において、倉庫内を適切な温度で維持するためには定期的な温度確認と記録保存が重要だが、温度記録をするために従業員が常に広い倉庫を巡回しなければならなかった。
- 測定ポイントが高所である場合、従業員がその場所まで登って記録しなければならないため、落下等の危険が伴っていた。
温度管理体制 改善の必要性
- 温度管理庫を増床していくにつれ、温度状況を常時管理するために一元管理を行う必要があった。
- 温度逸脱発生時に警備会社の温度モニタリングも利用していたが、素早く逸脱エリアを特定することが困難だった。
導入後の効果
温度管理業務の効率化を実現
- 温度データを自動で取得できるようになった。
- 取得データはクラウドに保存されるため、温度の確認・記録漏れがなくなった。
温度管理に伴う様々なリスクを回避
- 記録紙の紛失や損傷等のリスクをなくすことができた。
- 閾値を定めることにより、温度が逸脱した際にはアラートメールを送信できるため、即時に逸脱位置の特定と温度確認が可能となり、その後の影響拡大を防止できるようになった。
- 通信付きのセンサーを利用することで設置場所を選ばず、落下等の危険が伴う測定が不要となった。
導入構成
みえーるど(RTR501B/501BL)
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