パレット管理にかかるトラック待機時間・管理時間30%削減!

物流の2024年問題対策のため、荷主としてトラック待機時間削減施策に取り組むべく、目視でカウントしているパレット枚数のデータ化を図る。研究開発中「パレットファインダー」で実証実験を行い、導入に至る。目視によるパレット枚数管理をスマートフォンで自動化したことで、トラック待機時間・パレット管理時間30%削減を実現した。
導入前の課題
- トラックドライバーと構内作業者で、5種類あるパレットの色別枚数を目視でカウント・紙伝票で記録しており、手間がかかっていた。
- カウント漏れ等が発生することもあり、トラックドライバーと構内作業者のカウント枚数が一致するまで何度も繰り返していた。
- カウントしたパレット枚数管理のために手書き伝票を作成、システムへ手入力しており非効率な管理体制であった。
- 全国の物流センター4拠点合計で、40時間/日ものトラック待機時間及びパレット枚数管理時間が発生していた。
導入後の効果
- パレットの写真をスマートフォンで撮影するだけで作業が完了するため、目視カウントや紙伝票へ記入する手間を省略できた。
- パレットの誤カウントが削減された。
- パレット枚数は撮影データとともに自動でサーバーに保管されるため、手書き伝票や手入力の作業が不要となった。
- パレット枚数管理の作業効率化を実現し、トラック待機時間とパレット管理時間をともに30%削減できた。
導入構成

パレットファインダー
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