備蓄米の温湿度管理業務を無人化し、複数倉庫の一元管理を実現
備蓄米の保管倉庫内の温湿度データを自動で取得し、複数倉庫の一元管理を実現した。温湿度逸脱時に届くアラートメールにより、食品ロス防止につながった。さらに、管理業務が無人化されたことでケガのリスクも低減できた。
導入前の課題
温湿度管理のための移動・時間的負担と作業におけるリスク
- 備蓄米の保管において、適切な温度・湿度維持をする必要があり、定期的に温湿度確認を目視で行わなければならなかった。
- 備蓄米を保管している複数の倉庫は事務所から離れており、さらに倉庫内も仕切られているため、温湿度確認のための巡回記録にかなりの時間を要していた。
- 温湿度が逸脱してしまっても、測定する時間になるまで気付くことができない状態だったため、食品ロスにつながる可能性があった。
- 温度確認を行うために高所まで登らなければならないこともあり、落下等の危険性があった。
導入後の効果
複数拠点の温湿度一括管理を実現
- 温湿度データを自動取得できるようになり、複数倉庫への巡回記録作業がなくなった。
- 取得データはクラウドに保存されるため、温湿度の確認・記録漏れがなくなった。
- 細かく温湿度管理することで今後のエアコンを利用した温湿度管理の際の電気利用量削減にも期待できるようになった。
食品ロスやケガのリスクを回避
- 閾値を定めることにより、温湿度が逸脱した際にはアラートメールを送信できるため、即時に逸脱位置の特定と温湿度確認が可能となり、食品ロスを防止できるようになった。
- 通信付きのセンサーを利用することで設置場所を選ばず、高所における測定作業が不要となった。
導入構成
みえーるど
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