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飲食店の抱える課題をIoTで解決!IoT活用事例6選

飲食店の抱える課題をIoTで解決!
IoT活用事例6選

飲食店の抱える課題をIoTで解決!IoT活用事例6選

飲食店の抱える課題は深刻な人手不足

飲食業界が抱える課題の1つが、労働現場の深刻な人手不足です。人手不足状態がつづくと、残業や長時間労働が慢性化し、既存の人材の離職も加速します。飲食店の多くが、高い欠員率と高い離職率という負のスパイラルに悩んでいます。

平成30年(2018年)の農林水産省の調べによると、「宿泊業・飲食サービス業」の欠員率はほかの業種の2倍以上高く、根強い人材不足感が蔓延しています。また、新卒採用者の就職後3年目までの離職率を見ると、「宿泊業・飲食サービス業」では約半数の50.2%が早期退職しており、全産業平均(32.2%)を上回っています。」[注1]

高い欠員率・高い離職率という労働環境を改善するためには、業務効率化を推し進る必要があります。IoTを労働現場に取り入れ、労働者1人ひとりの生産性を高めることで、人手不足問題の解決や所定外労働時間の削減が可能です。

飲食店の課題を解決するIoT活用事例6つ

飲食店が抱える課題を解決するため、どのようなIoTソリューションが有効なのでしょうか。店舗業務の生産性を高めるIoTの活用事例を6つ紹介します。

リストバンド型のコールシステムで店舗業務を効率化

お客さまのオーダーを受ける「コールシステム」は、いまAIやIoTを取り入れ、大きく進化しています。飲食店で普及しつつあるのが、リストバンド型のコールシステムです。お客さまがオーダーをすると、スタッフが身につけたリストバンドがオーダーを自動的に受信し、お客さまの要望をすばやく把握できます。

従来の声かけや呼び出しベルを使ったオーダーと違い、「お客さまに呼ばれる」「要望を聞きに行く」手間が発生しません。店舗のキッチンとお客さまのテーブルを往復する回数が減り、業務効率化につながります。また、個室が多い居酒屋や、テーブルが死角になった構造の飲食店では、お客さまのオーダーをいつでも受け取れるようスタッフを待機させておく必要があります。

リストバンド型のコールシステムなら、スタッフがいつどこにいてもお客さまのオーダーを受け取れるため、従来よりも少ない人数で店舗業務を回せます。ホールスタッフの人員不足に悩んでいる場合は、コールシステムの改善に取り組むのも1つの方法です。

IoTコースターでおかわりを自動オーダー

ビール

ホール業務を効率化したい場合は、「IoTコースター」の導入もおすすめです。IoTコースターとは、グラスの底にLEDを埋め込み、コースターの表面のカメラでLEDの光を読み取るデバイスです。お客さまがコースターにグラスを置くだけで、簡単に飲み物のおかわりを注文することができます。

リストバンド型のコールシステムと同様、おかわりの注文をとるためにスタッフが店内を歩き回る必要がありません。オーダーはキッチン側に届くため、スタッフは注文された飲み物をお客さまのテーブルに運ぶだけで済みます。店舗オペレーションが効率化され、新人スタッフや外国人スタッフが多い店舗でも、簡単にホール業務をこなせます。

IoTコースターが向いているのは、飲み物の注文が多いカフェ・レストラン・居酒屋などです。とくに飲み放題サービスを導入している居酒屋は、おかわりの機会が増えるため、IoTコースターがホール業務の心強い味方になります。

店内カメラを利用してテーブル管理を最適化する

飲食店のテーブル管理には、日々さまざまな「ムダ」が発生しています。たとえば、レジの前でお客さまを待たせてしまったり、お客さまに次の料理を出すのが遅れてしまったり、テーブル管理の「ムダ」が多いと顧客満足度は低下してしまいます。テーブル管理が滞ったままピークタイムに突入すれば、ますますホールが回らなくなります。

お客さまに不愉快な思いをさせてしまうばかりか、業務量の増加や長時間労働の慢性化につながります。しかし、テーブル管理は比較的熟練が必要で、雇ったばかりの新人スタッフやコミュニケーションが苦手な外国人スタッフには、臨機応変な気配りが難しいケースも少なくありません。

そこでテーブル管理の最適化に役立つのが、店内カメラを利用したIoTシステムです。店内のテーブルをモニターに映し出すことで、食事メニューの進行状況はどうか、お会計の動きがないか、ナイフやフォークを落としていないか、など各テーブルの状況を俯瞰的にチェックできます。新人研修が終わったばかりの店舗スタッフでも、IoTを活用すれば熟練のウェイターのようなテーブル管理が可能です。

表面認証ビーコンを活用し、スマホをテーブルに置くだけでオーダー

近年、スマートフォン上で注文できる飲食店向けオーダーアプリの導入が進んでいます。オーダーアプリを選ぶポイントは、お客さまが注文するまでに手間がかからないか、外国人観光客などのインバウンド需要にも対応できるかの2点です。

いま注目を集めているのが、東京大学発のベンチャー企業が開発した、表面認証ビーコンを用いたオーダーアプリです。[注3]

スマートフォンをテーブルに置くだけで、ビーコンがテーブル表面の電波を受け取り、店舗内のテーブルを識別します。スマホの電波が空間上に広がらないため、従来のオーダーアプリよりも高精度に識別できるのが特徴です。

また、10ヶ国語での注文に対応しており、外国人観光客が来店した場合でも簡単に操作できます。飲食店スタッフにとっても、お客さまがテーブル上でオーダーするため、ホール業務の負担が減少します。スマホアプリならではの多言語対応も、外国人観光客相手の接客に便利です。

画像認識技術を使った「AIレジ」でレジ業務がスムーズに

ホール業務だけでなく、レジ業務もAIやIoTによって効率化が可能です。画像認識技術とレジを組み合わせた「AIレジ」は、トレイの上に商品を置くだけで、スキャナーが自動で値段を識別し、値段を計算してくれます。AIレジがはじめて本格的に日本で導入されたのは、兵庫県にある小さなベーカリーでした。

「ベーカリースキャン(Balery Scan)」と名付けられたレジは、専用のスキャナーでパンを自動で画像認識し、わずか1秒ほどで金額計算が完了します。もし商品画像を誤認識した場合でも、POS端末のタッチパネルで簡単に修正できるため、ほとんど時間のロスになりません。

AIレジには学習機能が搭載されているため、間違いを修正するたびにスキャンの精度が上がります。ベーカリースキャンは、2017年の時点で関西を中心に約180台が導入済みで、AIレジ活用のモデルケースとなっています。[注2]

ベーカリーだけでなく、レジ業務が頻繁に発生する小売店・スーパー・飲食店などで、今後AIレジの需要が高まることが予想されています。

売上管理アプリで入力作業や計算作業が不要に

店舗スタッフではなく、飲食店オーナーの悩みのタネとなっているのが「売上管理」です。キャッシュフローをチェックしたり、店舗運営の問題点を発見したりするうえで、毎日のお金の動きを確認する売上管理は必要不可欠です。しかし、レジの精算作業、Excelシートへの入力、帳簿の作成など、売上管理業務は大きな手間がかかります。

売上管理業務がオーナーの長時間労働の原因となっているケースも少なくありません。PSO端末と連携した売上管理アプリを導入すれば、売上管理を自動化でき、オーナーの業務量を削減できます。

スマートフォン上でいつでもどこでも毎日の売上状況を確認できるため、仕入高・人件費といった勘定項目のチェックはもちろん、「売上が好調なメニューを管理画面で調べ、新メニュー開発に活かす」といった販売戦略も可能です。飲食店オーナーの業務負担に悩んでいる場合は、一度売上管理アプリの導入を検討してみましょう。

ホール業務やレジ業務、売上計算業務など、飲食店のオーナーやスタッフは多くの仕事を抱えています。人員不足状態に陥ると、残ったスタッフの業務量が増加し、ますますスタッフが辞めてしまうという負のスパイラルが発生してしまいます。

飲食店の課題を解決するポイントは、店舗業務へのIoTの導入です。コールシステムやオーダーシステムを効率化し、従業員一人ひとりの労働生産性を高めることで、少ない人員でも店舗業務を回すことができるようになります。

[注1]農林水産省食料産業局:外食・中食産業における働き方の現状と課題について[pdf]
[注2]ITmedia:「すごすぎる」――地方のパン屋が“AIレジ”で超絶進化 足かけ10年、たった20人の開発会社の苦労の物語
[注3]TagCast:テーブルを特定できる表面認証ビーコン

ユーピーアールの提供するHACCPソリューション

ユーピーアールでは、HACCP対応用のIoTパッケージを提供しております。「UPR HACCP」はHACCP法制化に向けた、管理運用の雑務を一手に引き受けるIoTパッケージです。
2016年のはじめに、食品関連企業に対して段階的な義務化が報道されたHACCPですが、食品の製造・加工・調理・販売を行なう全ての企業が対象になります。
そんなHACCP法制化にあたっての運用の面倒な課題である、「温度監視」と「帳票」をタブレット一つあれば解決できるようにするIoTパッケージです。

UPR HACCPサービス紹介

https://www.upr-net.co.jp/iot/service/haccp.html

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