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駐車場には防犯対策が必須!おすすめの設備やシステムを紹介

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駐車場の防犯やセキュリティ対策は重要

駐車場ではクルマ同士の接触事故が起こるリスクはもちろん、さまざまなトラブルやいたずらに見舞われる危険性もあります。ユーザーに安心して利用してもらうためにも、駐車場の防犯対策は必要不可欠です。

駐車場の多くは無人管理です。もし、駐車場内で盗難、車上荒らし、当て逃げなどのトラブルが発生した場合、防犯対策を講じていなければ、目撃情報がなく早期解決に結びつきません。
無人管理だからこそ、駐車場の安全を守るセキュリティ対策が必要です。駐車場内で起きたトラブルに対し、オーナーが直接責任を問われるケースは多くありません。
かといって、トラブルを長期間放置しているとユーザーの信用を失います。客離れが進めば、駐車場経営に影響が出ます。

しかし、具体的にどのような防犯対策を講じればよいのか、悩んでいるオーナーも少なくありません。今回は、駐車場における防犯対策のポイントについて詳しく解説します。

 

駐車場における防犯対策のポイント

多くのユーザーに安心して利用してもらえる駐車場を運営するためには、適切な防犯対策が欠かせません。防犯対策が不十分な駐車場だと、車上荒らしやクルマへのいたずら、当て逃げなどが起こるリスクが高まり、「危険な駐車場」と認識されてしまえば、ユーザーが離れてしまうでしょう。
犯罪やトラブルを未然に防ぐためには、適切に管理されていることが分かる設備が重要であり、それが大きな犯罪抑止力にもなります。

防犯カメラ

駐車場の防犯対策として、もっとも重要なのが防犯カメラの設置です。精算機の付近や駐車場内の複数箇所に設置することによって、売上金の盗難や車上荒らしなどの犯罪抑止につながります。
駐車場という特性上、夜間対応型の防犯カメラが求められるほか、24時間録画にも対応できる高画質の防犯カメラが理想的です。

照明

照明が設置されておらず夜間になると暗くなる駐車場では、犯罪やトラブルが発生しやすくなります。照明を設置することによって、周囲を走るクルマや通行人、住民からも常に見られているという意識がはたらき、犯罪やいたずらへの抑止力となるでしょう。

セキュリティアラーム

精算機をこじ開けて現金を盗む犯人や、駐車場内で不審な動きを繰り返す人物がいた場合、音や赤色灯などをつかって威嚇するセキュリティアラームも有効です。遠隔監視に対応した防犯カメラと併せて導入すれば、警備員が現場に急行する前にアラームを発出し、被害を最小限に抑えることが可能です。

柵・塀

駐車場の周囲に柵や塀などが設置されていないと、犯人はあらゆる方向から侵入できてしまいます。出入口が限定され、その付近に防犯カメラが設置されていれば大きな抑止効果がはたらきます。また、周囲を柵や塀で囲むことによって、周辺の道路で事故が起きた際、クルマが突っ込んできて被害に遭うリスクも軽減されます。


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駐車場におけるおすすめの防犯設備

駐車場へ設置する防犯カメラは、大前提として屋外設置に対応している製品を選ぶ必要があります。耐久性の低い防犯カメラを選んでしまうと、接続不良やケーブルの断線などさまざまなトラブルに見舞われる可能性が高まります。
また、遠隔監視に対応していることも重要なポイントのひとつ。単に映像を録画しているだけでは、万が一トラブルを検知してもその場で対処できず、被害を未然に防ぐことができません。犯人の顔やクルマのナンバーが認識できるように、遠隔でズーム機能やアングルの調整ができる防犯カメラが理想的といえます。

同様にして、夜間や暗所でも鮮明に映る防犯カメラを選ぶことも大切です。車両盗難や車上荒らしといった犯罪行為の多くは、深夜から朝の時間にかけて発生します。
日が沈んで駐車場内や周辺が暗くなっても、犯人の顔やクルマのナンバーを記録できるよう、夜間撮影が可能な防犯カメラを導入しましょう。
夜間対応の製品として、完全に真っ暗な状態でもモノクロ撮影が可能な「赤外線カメラ」、僅かな明かりがあればカラー監視が可能な「低照度カメラ」があります。

 

駐車場に適した防犯カメラとは

ポイント① 耐久性は十分か

駐車場に設置する防犯カメラは、まず耐久性が十分かどうかをチェックする必要があります。とくに屋外駐車場の場合はカメラが雨風や粉塵にさらされたり、外部から衝撃を受けたりするため、「防水性」「防塵性」「耐衝撃性」の3つの性能が優れた製品を選ぶことが大切です。

日本工業規格(JIS)で定められたIP66等級やIP67等級の製品なら、防犯カメラとして十分な耐久性が期待できます。

ポイント② ナンバープレートが鮮明に映るか

防犯カメラによって性能に差が出るのが、「ナンバープレートが鮮明に映るか」という点です。

HD/フルHDの画質のカメラやズーム機能のあるカメラでも、車のナンバープレートがうまく読み取れないケースがあります。たとえば、車のヘッドライトでハレーションが発生し、映像が白飛びしてしまうケースです。

車番撮影機能を持つ防犯カメラなら、ハレーションを始めとした悪条件下でもナンバープレートを鮮明に撮影することができます。

ポイント③ 夜間や暗所も撮影できるか

前述の通り、車両盗難や車上荒らしの発生件数は深夜から早朝の時間帯にかけてピークを迎えます。

防犯カメラを設置する場合は、日中だけでなく、夜間や暗所も撮影可能な「赤外線カメラ」「照度カメラ」を選ぶ必要があります。それぞれのメリットやデメリットは次の通りです。

  メリット デメリット
赤外線カメラ 完全な暗所でも撮影可能 ほとんどの製品で映像がモノクロになる
照度カメラ カラー映像を撮影可能 一定の照度がある場所しか使えない

ポイント④ 動体検知やうろつき検知が可能か

防犯カメラによっては、撮影した映像をリアルタイムに解析し、不審な動きを検知する機能があります。この機能を「動体検知(モーション検知)」「うろつき検知」と呼びます。

動体検知やうろつき検知が可能な防犯カメラを導入すれば、駐車場内の不審な動きをすばやく検知し、管理者にアラートを鳴らすことができます。車両盗難や車上荒らしを未然に防ぐことが可能です。

 

駐車場における防犯設備の設置ポイント

せっかく駐車場に防犯設備を導入しても、ただなんとなく設置しているだけでは十分なセキュリティ効果を発揮できません。
防犯カメラをはじめとした防犯設備は、「正しい場所」に、「正しい方法」で設置する必要があります。

防犯カメラは「設置場所」に注意

まず、防犯カメラを設置するときは、クルマのナンバーやドライバーの顔がはっきり見える場所を選ぶことが大切です。
駐車場内の人やクルマの動線を考え、トラブルや犯罪行為を見逃さない場所に防犯カメラを設置しましょう。
たとえば、駐車場を広く見渡せる場所や、車両や通行人が通る出入り口のほか、自動精算機の周辺が最適な設置場所です。
とくに自動精算機は、売上金の盗難や車上荒らしなどの犯罪被害に遭いやすいため、防犯体制を強化する必要があります。

駐車場の「死角」をなくそう

駐車場内に「死角」が生まれないよう、照明・防犯カメラ・人感センサーの設置場所を工夫しましょう。
とくに駐車場の敷地面積が広い場合、防犯カメラに映らない場所や、ライトに照らされない場所、人感センサーが反応しない場所が生じやすく、注意が必要です。
せっかく防犯対策を行っていても、「死角」があればトラブルの早期発見ができません。複数の設備で互いに駐車場の「死角」を補い合えるように、照明やカメラを設置する場所を工夫することが大切です。

柵・塀は侵入を防ぎつつ「見通し」も確保

駐車場における防犯設備の設置ポイント

駐車場利用者以外の侵入を防ぐため、出入り口以外は柵や塀で囲むのが理想的です。
しかし、屋外駐車場の場合、駐車場の周囲のフェンスの見通しが悪いと、駐車場内部が外から見えず、かえって犯罪行為の温床となる恐れがあります。
大阪府警察の防犯審査基準でも、「駐車場の外周に見通しの良いフェンス等の設置」を条件の1つとしています。[注1]
駐車場の周囲に張り巡らせる柵や塀は、外部からの侵入を防ぎつつ、しっかり見通しが確保できるものを選びましょう。

[注1]大阪府警察:防犯モデルマンション登録制度・防犯モデル駐車場登録制度


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uprが提供する精算機の盗難防止システム

uprでは、駐車場に設置された精算機からの盗難を防止するため、IoT技術を活用したソリューションを提供しています。
そもそも精算機は、中に現金が入っているため狙われやすいもの。そこで、ここ数年利用者が増加しているキャッシュレス決済サービスと連携した精算機を開発しました。現金管理の手間が省けることはもちろん、「中に多くの現金が入っているとは期待できない」と認識され、窃盗犯に狙われにくくなります。
複数の決済方法に対応することによって、普段からキャッシュレス決済を活用しているユーザーを取り込み、売り上げの向上も期待できます。

 

まとめ

安心安全に駐車場を利用してもらうためには、駐車場の防犯対策が必要不可欠です。駐車場内のトラブルや犯罪行為が放置された状態が続くと客離れが起き、経営状態が悪化する恐れがあります。
駐車場の防犯対策として、防犯カメラ、照明、セキュリティアラーム、柵や塀の4つがあります。防犯設備をただ導入するだけでは、十分なセキュリティ効果が発揮されません。
「クルマのナンバーやドライバーの顔がわかるような場所に防犯カメラを置く」「駐車場の死角をなくす」など、正しい場所に正しい方法で防犯設備を導入する必要があります。

また、売上金の盗難や車上荒らしなどの犯罪被害に遭いやすい「精算機」は、防犯対策の重点ポイントです。
防犯カメラや人感センサーの設置のほか、IoT技術を活用した盗難防止システムの導入といった防犯対策もあります。
駐車場の防犯のポイントを理解し、駐車場のセキュリティ体制を強化しましょう。


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【IoT導入事例】コインパーキング(駐車場)のメンテナンス効率化に監視システム導入
https://www.upr-net.co.jp/case/iot/usecase-6.html

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