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物流における温度管理は「5つの温度帯」が重要!

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物流における温度管理には、「5つの温度帯」がある!

日常生活では、常温・冷蔵・冷凍の3つの温度帯(3温度帯)で、食品などを保管しています。しかし、コールドチェーンをはじめとした近年の物流プロセスでは、倉庫業法の「基準保管温度」を参考にして、定温・チルド・冷蔵・冷凍・超低温の5つの温度帯で品質管理を行うのが一般的です。

定温(5℃~18℃まで):米や穀類など厳格な温度管理が必要ないもの

定温の温度帯では、米・穀類・チョコレート菓子・マヨネーズなど、厳格な温度管理を必要としない食品を保管します。食品によっては常温でも問題ありませんが、高温多湿状態では品質の劣化が進むため、一定の温度管理は必要です。

冷蔵(-18℃~10℃まで)):肉・魚・野菜などの生鮮食品や加工食品

冷蔵の温度帯では、一般消費者の食卓に並ぶ肉・魚・野菜などの生鮮食品や、チーズ・ヨーグルトなどの乳製品、紙パック飲料などを保管します。

チルド(-5℃~5℃まで):冷蔵保存する食品のうち、より厳格な温度管理が必要なもの

チルドの温度帯では、冷蔵保存すべき食品のなかでも、より厳格な温度管理が求められる食品を保管します。高温になりすぎると食品表面で食中毒菌が増殖するリスクがあり、低温になりすぎると食品組織にダメージが発生するため、温度管理が難しい温度帯です。

  • 冷凍(-18℃以下):魚介類・畜肉・冷凍食品・アイスクリームなど
  • 冷凍の温度帯では、魚介類・畜肉・冷凍食品・アイスクリームなど、冷凍保存が必要な食品を保管します。

  • 超低温(-40℃以下):マグロなどの超低温管理が必要な食品
  • 超低温の温度帯では、新鮮なマグロなど、超低温での品質管理が求められる食品を保管しています。

参考記事:IoTを活用した温湿度管理ソリューション「なんつい」と「みえーるど」の比較

 

「輸送品」は温度管理が難しい?倉庫における温度管理との違い

近年は、サプライチェーンにおいて冷蔵温度・冷凍温度を一定に保ち、温度管理を途切れさせない「コールドチェーン(低温物流)」が普及しています。コールドチェーンにおいてとくに重要なのが、流通過程における「輸送品」の温度管理です。倉庫の温度管理と違い、「輸送品」は個別の冷凍冷蔵トラックに積み込まれ、各々の最終消費地に向けて運搬されるため、一元的な温度管理が困難です。商品を安心安全に消費者のもとへ届けるためには、個別の冷凍冷蔵トラックで適切な温度管理が行われているか、積み込み・積み下ろしの際に温度管理が徹底されているかなど、輸送中のきめ細やかな温度管理が大切です。

「輸送品」の温度管理を徹底するため、いま「IoTシステム」が活躍しています。貨物や冷凍冷蔵トラックに温湿度計を取り付け、インターネットを通じて温度・湿度のデータをリアルタイムに取得することで、輸送中であっても厳格な温度管理が可能です。

参考記事:IoTを活用した温湿度管理ソリューション「なんつい」と「みえーるど」の比較

 

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