デバイスとは何か？今さら聞けない「デバイス」の意味や関連用語をわかりやすく解説

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デバイスとは、日頃使っているパソコン・タブレット・スマートフォンや、それらと接続して使う装置の総称です。

デバイスは、それ単体だけでも動作する「情報端末」と、パソコンなどにつなぐことで特定の機能を発揮する「周辺機器」の2種類にわかれます。

一言で周辺機器といっても、モニター・キーボード・プリンターなど、スマホやパソコンの外部にあるものだけがデバイスではありません。

スマホやパソコンの内部にある装置のこともデバイスと呼びます。たとえば、CPU、メインメモリやグラフィックメモリ（VRAM）、DVDやブルーレイディスクを読み書きするディスクドライブなどが当てはまります。

最近、スマート家電やウェアラブル装置など、パソコン以外にもCPUやメモリを搭載した情報端末が増えていますが、これらも「デバイス」と呼ばれることがあります。技術の発展に伴い、様々なデバイスが日々登場しています。

情報端末とは、それ自体で何らかの動作が可能なデバイスのことです。コンピューターのようにCPUやメモリが内蔵されているものや、インターネットにつないで使うことを目的としたものを意味します。

スマホやコンピューターをはじめとして、情報端末デバイスには次のようなものがあります。

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周辺機器デバイスとは、スマホやコンピューターと接続し、本体の機能を補助するための装置のことです。

USB端子で接続して使う周辺機器デバイスが広く普及していますが、最近はワイヤレス通信を利用して本体と連動するデバイスもあります。

周辺機器デバイスには次のようなものがあります。

デバイスに関連した用語として、「マルチデバイス（multi-device）」が挙げられます。マルチデバイスとは、特定の端末や機器（＝デバイス）のことではなく、サービスやコンテンツが複数のデバイスで利用可能な状態を意味する言葉です。

マルチデバイスの代表例が、オンライン動画共有プラットフォームのYouTubeです。YouTubeはパソコンだけでなく、スマートフォンやタブレットでも利用可能なマルチデバイスのサービスです。YouTubeの例のように、複数のデバイスやOSに対応してサービスを最適化することを「マルチデバイス対応」と呼びます。

マルチデバイスとよく似ているのが、「クロスデバイス（cross-device）」という言葉です。クロスデバイスとは、複数の端末や機器（＝デバイス）からサービスにアクセスしても、閲覧履歴などの情報がデバイスを超えて共有されることを意味します。

クロスデバイスの代表例が、Google ChromeなどのWebブラウザの同期機能です。同期機能を利用すれば、同一のGoogleアカウントにログインする限り、パソコンやスマートフォン、タブレットなどの異なるデバイス間で閲覧履歴などの情報が共有されます。

異なるデバイスで「利用」できることをマルチデバイスと呼ぶのに対し、異なるデバイスの情報が「共有」されるのがクロスデバイスです。

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