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法務の側面から会社を支える仕事に
大きなやりがい

総務人事部 法務グループ 2014年入社

2014年入社 川名 智成

入社後、大阪でパレット営業を経験した後、2016年6月経営企画部に異動し法務担当部員として上場準備に携わる。2018年5月から総務人事部 法務グループで一連の法務業務を担当。※配属先はインタビュー当時のものです。

2020年12月公開

福利厚生や働きやすさも入社の決め手

私はもともと、交友関係が広く浅くというより、狭く深くというタイプだったため、BtoBで顧客と深く関われる仕事に就きたいと思っていました。その一方で、幅広い業界を見てみたいという興味を持ち就職活動を進めていました。
ユーピーアールを知った時点では、パレットはおろか物流についてもあまり知識はありませんでしたが、パレットは物流に無くてはならないものであり、かつさまざまな業界で決定権を持つ方々とつながりを持てる点に興味をひかれました。最終的には、リフレッシュルームに代表される福利厚生の充実や、社長を含め役員の方々が社員の働きやすさに配慮している点も決め手となり、入社を決めました。
入社3年目に、当社の東証2部上場準備のため法務を担当することとなりました。最初はなにから手をつければ良いか手探り状態で、主幹事証券会社に教わりながら準備を進めていきました。大学時代を含め、これほど勉強した時期はありません。2年後に上場した時は、達成感よりも「やっとここまで来た」という気持ちが強かったのを覚えています。若手社員でありながら上場準備という貴重な経験ができたことは大変うれしく、感謝しています。

あらゆる場面で必要とされる法務の仕事

現在の仕事内容は、「契約・取引法務」「機関法務」「リスク管理、コンプライアンスの推進、規定・ルール等社内制度の設計」の大きく3つに分けられます。
まず、契約・取引法務の内容は、契約書のリーガルチェック、取引のスキーム相談、取引先の属性調査です。これらの仕事で接する方々は、取引先に対してはプロですが、法律的な言い回しや単語には慣れていません。そのため、できるだけ分かりやすい言葉や表現を使うようにしています。また、リーガルチェックやスキーム相談は、実際に起こりうるトラブルやリスクを想定するだけでなく、取引規模や取引先との関係もできるだけ考慮し、その交渉過程や実際の取引において、当社が不当なリスクを負わないよう心掛けています。
次に、機関法務の内容は、株主総会の運営、株式関連事務、登記などです。これらの仕事は、なによりも法律に則っていることが求められます。不明な点があれば何度でも人に聞いたり、時間をかけて調べたりして、自分が納得するまで理解することを心掛けています。
次に、リスク管理やコンプライアンス推進に関する内容は、リスク管理委員会の運営・同プログラムの実行、法令遵守体制の設計・整備・運用・周知・実効性確認などです。企業が直面するさまざまなリスクを把握するため、常にアンテナを張っておくことが重要です。また、収集した情報の中から優先順位を決め、計画を立てて仕事をこなしていくことが求められます。

新商品リリースに法務の側面から貢献

達成感があるのは、自分の関わった案件が円滑に進んだときです。例えば、新商品に関する契約法務を任されたときは、スキーム整理、各種提供方法の確認・整理から、取引先で必要な契約のリストアップ、各契約の内容精査までを行いました。その結果、問題なく新商品を販売させることができたことは、自分にとって非常にやりがいのある仕事でした。
今後は、当社がビジネスを拡大していく中で、今よりもさらにスケールが大きく、難易度の高い仕事に挑戦したいと考えています。そして、将来的にはマネジメントを任されるような立場になるのが目標です。
ユーピーアールに向いているのは、仕事を肯定的にとらえられる方です。「自分はこうありたい」という芯を持ち、自らの行動の動機を考えられるようになると、より頼もしく成長できると思います。

Schedule

ある一日のスケジュール

出勤

始業 
資料整理、作成、取引先属性調査

個別のリーガルチェック相談 
全体スキームを説明してもらい、リスクを把握。その後、提示された契約書の修正

昼食 
会社周辺のお店でランチ

打ち合わせ資料の準備 
株主総会の打ち合わせに係る資料の準備、作成

打ち合わせ 
事前準備した資料をもとに意見聴取、取組事項を確認

資料修正・各種手続き 
打ち合わせを受け、資料等を修正。協力会社へ取組事項を指示

リーガルチェック、属性調査等 
リーガルチェックや、属性調査の依頼に対しての返信、個別指示

退社 
翌日の確認事項や取組事項を整理して退社

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