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MR.スミスのIoTコラム M2M/IoT展(春)を振り返る

  • 2016年05月19日

MR.スミスのIoTコラム M2M/IoT展(春)を振り返る アメリカーーーン!!!

長いGWが明けてもう2週間が経とうとしているけど、みんなもうペースは戻ってきた?スミスは未だに休みボケから抜け出せないでいるよ。早く夏休みに入らないかなぁなんて思う日々さ。ひょっとしてこれ、5月病ってやつかな?

いやいや、気を取り直して今日は素敵なお知らせから始めようか。

前回このコラムで紹介した、ミスター・スミスが推薦するIoT図書3冊が、何と各5名様に当たる太っ腹プレゼント企画が始まったんだ!っていうか、始まっていたんだ。締め切りは5月20日(金)だから、駆け込み応募待ってるよ!さすがuprさんだよね!Cool!

プレゼント賞品
   『2時間でわかる図解「IoT」ビジネス入門』小泉耕二 著
   『IoTとは何か 技術革新から社会革新へ』坂村健 著
   『シンギュラリティ大学が教える飛躍する方法』サリム・イスマイル 他著

応募はこちらから
まぁほんとはGW前にできればよかったんだけどね。Hahaha!そこはご愛嬌。


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M2M/IoT展(春)を振り返る
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さて、5月11日〜13日まで東京ビッグサイトで開催されていたIoT展にはみんな足を運んだかい?毎年規模が大きくなるIoT展。情報セキュリティ展やビッグデータ活用展など同時開催の展示会も数多くあったんだけど、3日間の開催で約9万名ほどがビッグサイトを訪れたようだよ。Wow!

スミスも実はIoT展に出展社として参加していて、その盛り上がりを肌で感じていたよ!そう、キグルミは脱ぎ捨てて中の人として参加していたから、盛り上がりを肌で感じる事ができたんだぜ。Hahaha!

出展社数は恐らく過去最高で、今年は会場に収まりきらなかったのか、例年は入場の受付などに使われる会場の外のエリアにも多数のブースが設けられていたね。

スミスも出展社として参加して多くの人と話もしたし、そしてある程度色んなブースも見て回ることができたよ。そこで今回は、日本で最大規模と言われる春のIoT展を少し振り返ってみたいと思うよ。スミスが気づいた点をいくつか挙げてみたからチェケラ!

1.  出展社は大きく増加。しかし展示内容は玉石混交
2.  展示会を見に来る人のレベルが上がった
3.  具体的な「アプリケーション」を探しに来る人が多かった


1.  出展社増加だが玉石混交

まず1の点について。今年のIoT展出展社数は大体200社くらい。開場は組み込み技術展(ESEC)と同じ、東京ビッグサイトの西ホールなんだけど、今年はホールに収まりきらないほどブースが展示されていたのは驚いたね。

元々は「ワイヤレスM2M展」として発足したこの展示会。当初はいわゆるM2M通信といった分野にカテゴライズされるような出展社が多かったので必然的に出展社のカテゴリーも、通信事業者だったり、モジュールベンダーだったりと、比較的狭かったんだ。だけどその名前を「IoT/M2M展」に変更してからは一気に幅が広がって、見に来る人の数も大幅に増えたと思う。

これはこれで結構なことだけど、今年は弊害も見えてきたように思う。まず展示内容が発散しすぎていたね。つまり、以前は割と用途が明確だったテクノロジーを使ってM2Mを実現するハードやソフトといったソリューションが中心になっていたけど、IoTと言われるようになってからは、単なる無線技術に留まらず、機械学習だとかデータの可視化を簡単に実現する開発ツールだとか、環境に特化したセンサーだとか、挙げ句の果てには流行りのIoTに乗っかっただけの、IoT/M2Mとはとても言えないような製品なんかも、同じ軒の下に並べられていた感じだよね。まさに玉石混交といった様相。テクノロジー的な発散もそうだけど、アプリケーション/インダストリ的にも、B2BからB2C、個人用と向け、開発者向け、工場の生産管理向け、オフィス用途、ヘルスケア、自動車、リテールなどなど何でもかんでもごちゃまぜになっている状態。

とりあえずこの展示会に来れば何か見つかる可能性が高い反面、これには負の側面もあるよね。色々ありすぎて結局欲しい物が見つからない・見つかりにくい、あるいは逆に混乱してしまったとか。特に今回、会場に足を運んでくれた人達の多くから、そういった負の側面の意見を多く耳にしたよ。

国内最大のIoT見本市を謳う展示会だから、IoTに関するあらゆるものを取り揃えたいというのが主催者の意向なんだろうけど、そろそろ情報の交通整理をすべきだね。例えばフロアをゾーン分けして、この辺は産業向け、この辺はヘルスケア関連とか。テクノロジー別に分類するゾーンもあっていいと思う。そうすれば情報収集ももう少し効率的にできるようになるんじゃないかな。


2.  来場者のレベルが上がっている

これはIoTに携わってきた者にとっては嬉しいことだよね。みんなほんとによく勉強してると思ったよ。もちろんまだまだ情報収集だけという人も多いけど、全体的な底上げ感はあった。IoTって何なの?というフェーズから、IoTをツールとして活用して、いかにデータを活用できるか?といったことを真剣に考えている人が明らかに増えてきた印象だね。そして自社でやりたいことが比較的明確になっているケースも少なからずあったよ。自社に欠けているミッシング・ピースをこの展示会に探しに来たといった、明確な目的を持って来ている人も結構いたね。

その反面で情報格差も広がっていて、1のポイントで述べたように、あまりにも情報が多すぎて、一体何から手を付けていいか分からず混乱して、結局「IoTは敷居が高すぎる」と意気消沈して帰っていった人もいたね。これは今後の課題として認識しなければいけないし、この辺りにビジネスチャンスがあるかもしれないね。


3.  「具体的なアプリケーション」の要求

IoT市場が少しずつ成熟しているということなんだろうけど、通信機器やプラットフォームといったレイヤーより、具体的にこういうことができるアプリケーションある?という来場者も結構いたね。

ただその点は逆にサプライヤー側の成熟が待たれる部分で、今の時点ではそういった多くの要求はイチからアプリケーションを組む必要が多い。つまり多大な開発費用が発生して、結局「IoTはやっぱり高すぎる」ってことになっちゃうよね。この点でもバーティカル毎に質のいいパッケージソフトが出揃ってくれば導入はかなり進みそうだなという印象を持ったよ。


まとめ

IoT市場は間違いなく上昇気流に乗っている。だけど明らかにサプライヤー側と消費者側に大きなギャップがあるのが今だね。IoTが作る理想の世界へと続く道のりは、まだまだ不安と混乱に満ちている。ここをしっかり舗装して、分かりやすい道標を提示することが、IoTのサプライヤーに求められているんだなぁと、改めて認識した今回のIoT展だったよ。

じゃあ今日はこの辺で
Have a good IoT!!!

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