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MR.スミスのIoTコラム IoT Day に振り返るモノのインターネット

  • 2016年04月14日

MR.スミスのIoTコラム IoT Day に振り返るモノのインターネット アメリカーーーン!!!

みんなフラワーウォッチング(花見)には行ったかい?普段はつつましやかなニホンジンがこの季節だけは桜の樹の下で酒を飲んで馬鹿騒ぎしたり喧嘩したり、とても面白い風習だよね。一説には桜の花粉には「エフェドリン」という興奮を誘発する物質が含まれていて、それが人から正常な判断を奪うほど狂わせてしまうとか……。

あるいは、坂口安吾に言わせると、満開の桜の下にあるのは孤独だけで「桜の林の花の下に人の姿がなければ怖しいばかり」だから、人が集まって賑やかしくしているのかもしれないね。どっちにしろ、フラワーウォッチングには人の行動を支配してしまう何かがあるのかもしれないね。

さて東京で桜が咲き誇っていた4月9日は 『Internet of Things Day』 だったのをみんなは知ってるかい?スミスは恥ずかしながら知らなかったよ!世の中には本当に色んな記念日があるもんだよね。スミス的には、4月8日の花祭り(お釈迦様の誕生日)をもっと注目したらどうかと思うんだけどね。

IoT Day というのは2011年に発足したグループで、IoTに関する様々なことを議論したり、ワークショップしたりする団体なんだ。で、このイベントにあたって改めてこれまでのIoTを振り返ってみている記事があったから、今日はそれを紹介するよ。IoTに関するニュースや情報が満開の今、正常な判断を奪われる前に一歩引いたところからIoTを俯瞰してみるのもいいかもしれないね。

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IoT Day にあたって知っておくべき24個のIoT
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情報源:24 Cool IoT Facts to Celebrate Internet of Things Day

  1. 1. 「Internet of Things」という言葉は、当時P&Gに勤めていた Kevin Ashton氏が1999年に提唱した。
    (スミス)しかし我らが日本の坂村健氏は、1987年にTRONの論文でその世界を提唱していたんだ!Wow!

  2. 2. しかしForbs誌によると、その17年後(つまり今年)においても、87%の人が、IoTが何なのか、あるいは何の略称なのか分かっていない。
    (スミス)これはちょっと意外な数字だね。

  3. 3. 世界初のコネクテッド・デバイスって何だろう?そのコンセプト自体は1982年から議論されていたんだって。カーネギーメロン大学に設置してあるコーラの自販機が初めての「コネクテッド・デバイス」だそうだ。在庫状況や飲み物の温度をインターネット経由でレポートする機能が盛り込まれていたそうだ。
    (スミス)あれ?24年経った今でもコンセプトはほとんど変わってないような…

  4. 4. しかし多くの人に言わせると、ほんとはもっと古い。インテル社によれば、1970年台のATMが最初にオンライン化されたデバイスだとか。

  5. 5. 2020年までには、全人口一人あたり、2~6台の繋がるデバイスを持つようになる。
    (スミス)スミスは6台ほど持ってるよ!1台はワイフ用、他はそれぞれ…(upr注:以下自粛)

  6. 6. インターネットに接続できる環境にある米国の家庭の半分は、コネクテッドTVを持っている。

  7. 7. 2024年には5G回線数が世界で4100万回線に達し、その4分の1がIoTで利用されるようになる。中でも日本と韓国がそれをリードし、ライン装着(工場で装着される)のコネクテッド・カーは5G利用のトップになる。
    (スミス)セルラー回線と自動車はやっぱり相性がいいようだね

  8. 8. 今日においては65%のアプリケーションが実際にレベニューを生み出していて、2018年には80%まで伸びると期待されている。現在リードしている業界は、スマートホーム、ウェアラブル、自動車、そしてスポーツ・フィットネス分野である。
    (スミス)コレは意外だった。産業向けはやはり保守的なのかな?

  9. 9. ニュースとかSNS、ネット検索で話題になっているメジャーなIoTアプリケーションは、ウェアラブル、スマートシティ、スマートホーム、インダストリアル・インターネット、そしてスマートグリッドである。

  10. 10. フィットネストラッカー で知られるJawbone社は、2016年1月に10億ドルの資金を集めた。

  11. 11. ネットに繋がる機能を持ったウェアラブル機器の市場規模は、2015年に223%の成長を見せた。

  12. 12. しかし同時に、ウェアラブルユーザーの3分の1は、使い始めて半年後には利用をやめている。
    (スミス)スミスもいくつか持っているよ。あまり使ってないけど…

  13. 13. コンシューマ向けIoT機器の普及を阻むのは価格。

  14. 14. 2020年時点のIoTトップユーザーはB2Bと公共系。一方でコンシューマはその半分にも満たず、かなり離された3位に。

  15. 15. 産業向けIoTではアジア・パシフィックが最も大きな市場である。2015年時点でその額は380億ドル程度。その額は2020年には540億ドルに達すると見られており、年間成長率は7%

  16. 16. 方や欧州は最もスロー。セキュリティ問題への懸念や古いテクノロジーからの脱却がなかなか進まない。カギはイギリスとドイツの動き。
    (スミス)これも意外だ。欧州の導入事例を横目に、日本の企業がIoTを検討するっていう構図が、スミスの体験的にも多い気がしているんだけどね。

  17. 17. 企業において誰がIoTの担い手となるか?IT部門かと思いきやオペレーション、ファシリティ、製造部門が推進するケースが42%となっている。

  18. 18. IoTによってIPアドレスが枯渇する懸念は少ない。そう、IPv6があれば。ちなみにIPv6だと地球上に存在するあらゆる原子(人とかモノレベルじゃなく!)一つ一つに105個のIPアドレスを付与してもまだ余裕です。

  19. 19. デバイスが「IoT ready」と言えるためには、IoTグローバル・スタンダード(IoT-GSI)によると以下の7つの要件が必要だそうです。センサー、接続性、プロセッサ、省電力性、低コスト性、品質と性能、そしてセキュリティ。

  20. 20. CB Insights社によると、IoT界隈で最もアクティブな投資家はインテルキャピタルとクアルコムベンチャーズ。

  21. 21. 2015年で最も大きなIoT関連の買収劇は、NXPによるFreescaleの買収。118億ドルでした。

  22. 22. ハードウェアとソフトウェアの進化によって、IoTのセキュリティは大きく進歩する。反面、IoTセキュリティ技術者の不足は加速する一方。
    (スミス)これは確かにそうだ。IoTになった途端にデバイス側のセキュリティから、ネットワーク、クラウド、アプリケーションのセキュリティなど、対応箇所がとんでもなく広がるからね。

  23. 23. 2016年中に、少なくとも一つのLPWAN技術が無用になる(他の技術でカバーできるという理由で)。
    (スミス)統廃合の動きはここにも…

  24. 24. コンピューターウィークリー誌が選ぶ2015年最も優れたIoTプロジェクトは、GemaltoのM2Mユニットを利用した、Eltopia社とミネソタ大学の共同プロジェクト「IoTはいかにミツバチを絶滅から救うか?」でした。

みんな、どうだった?これは意外だというものもあれば、さもあらんというものもあったよね。スミス的には欧州のIoTがスローだという点にちょっと驚いたよ。ただ、これはウェアラブルとかコンシューマ系もひっくるめているからそうなっているのかもしれないね。産業向けだと総じて欧州のほうがアグレッシブな印象はあるね。

グイグイと色んなことが起きているIoTだけど、IoT Day のこのまとめをきっかけに少し俯瞰的にIoTを考えることができるきっかけになればいいなと願っているよ。流行のまっただ中にいると冷静な判断ができなくなってしまうからね!

じゃあ今日はこの辺で!
アメリカーーーン!!!

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