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MR.スミスのIoTコラム 化粧品のロレアルがIoT化をコミット

  • 2015年12月03日

MR.スミスのIoTコラム 化粧品のロレアルがIoT化をコミット アメリカーーン!

やあみんな、元気かい?俺はミスター・スミス!上から読んでも下から読んでもスミス。今週もM2Mのトレンドニュースをお届けするぜ。スミスが誰だかまだ知らないって人は、このプロフィールを見てくれよな!

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先週のDONのエントリーはもう読んだかい?ビッグデータについてとてもうまく説明してくれていたね。それにしてもイタリア出身のDONが「私のDONと呼ばせてください」を知ってるなんてビッグサプライズ!ちなみにスミスはそんな歌ぜんぜん知らない。世代が違うんだろうね!Hahaha!


さて今週スミスが紹介したいのはこの記事だ。

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化粧品のロレアルがIoT化をコミット
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情報源: From Content Factory To Internet of Things (IoT), L’Oreal Is Going Digital All The Way

おっと、今週も英語の記事で恐縮だね。スミスはこう見えて英語もそこそこイケてるんだぜ!(upr注:アメリカ人…ですよね?)

みんな化粧品のロレアルって知ってるだろう?そのロレアルが顧客との関係づくりのために本格的にIoTを採用しつつあるっていうニュースだ。とても面白いから是非読んでみて欲しい。簡単な訳を下に紹介しておくから参考にしてくれよな。

 (抄訳)
化粧品が販売された後、メーカーはその購入者との関係性が途切れてしまうとう問題に直面しています。例えばその製品がアレルギー反応を起こしていないか?あるいは期待された効果が出ているか?それらをトラッキングするために、ロレアルがIoTの活用を検討しているようです。パリで開催されたコスメティックカンファレンスにおいて、スタートアップ企業の Feeligreen社がIoTを活用したスキンケアデバイスを発表しました。化粧品の利用状況をトラッキングしてそのデータをメーカーに提供することで、メーカーはそのデータを製品開発やマーケティングに活用するといった、一連の流れを生み出すことが可能になります。

 ~中略~

ロレアルはそのIoTを活用することで、プロダクトを販売してからも顧客との関係を構築できるようになりました。その意味で、IoTはコスメ業界のゲームチェンジャーになり得るものと言えるでしょう。IoT機器によってユーザーに合ったスキンケアを推奨できるようにもなるため、ユーザー体験の向上にも繋がります。この技術は未だ萌芽期にあるとは言え、ユーザーによるプロダクトの利用状況をトラッキングできるようになることは、メーカーにとってマーケティング的にも製品開発的にも、非常に大きな意味を持ちます。さらに、ユーザーに自社製品の利用を促し、利用頻度をトラッキングし、さらに製品がユーザーにもたらす効果のフィードバックを受けることも、IoTによって可能になります。この新しい取り組みはロレアルがそのデジタル化を次のステージに進めるためにも非常に重要です。

このデジタル・イニシアティブはロレアルの次代の成長を担う起爆剤となり得るものであり、同社は自社のデジタル化に強くコミットしています。
 (抄訳ここまで)

どうだい?スミスもステージで派手なメイクをすることがあるから、ロレアルのこの取組はとても興味深いね。

ポイントは2つある。一つは「IoTは顧客との関係を構築するものである」という点。もう一つは「IoTでユーザーの利用データを取得して、それを開発やマーケティングに活用する」という点。これってまさにIoTのお手本のような使い方だよね!エクセレーント!

IoTっていうとどうしても技術周りのことばかり注目されがちだよね。だけど本質はビジネスモデルをチェンジするところにあるとスミスは思うんだ。

この例の場合、これまでは化粧品を販売したら途切れてしまっていたユーザーとの接点を、IoTをうまく活用することで再構築しているよね。ユーザーがどれくらいの頻度で使っていて、さらにどういった効果(良い面も悪い面も含め)が出ているのかっていうデータは、メーカーにとっては喉から手が出るほど欲しい情報だよね。

少し話は変わるけど、みんなFintechって言葉は聞いたことあるかい?FinanceとTechnologyを合わせた造語で最近注目を集めている。平たく言うとまだ比較的IT化していく余地のある金融をテクノロジー武装していこうというモノ。この背景には銀行を始めとする金融機関の危機感があると言える。商取引において銀行がその役割を担うのはいわゆる

 決済

の部分だよね。それに対してAmazonや楽天といったeコマースの巨人たちは、

 商品の検索(顧客の興味) → 意思決定 → 決済 → デリバリー → 購買履歴に基づいたレコメンデーション → etc. etc.

という、言ってみれば決済も含めた商取引全体のデータを手にすることができるわけだよね。そしてそういった企業が大きな成長をしている。

つまり今の時代はデータやアセットにアクセスできる手段を持った企業が大きな成長機会を得ることができるんだ。

ロレアルが狙うのもそこだよね。IoTを活用してユーザーの製品使用履歴や頻度、そしてその効果といった、これまでは言わば捨てていたデータを手にすることができるようになる。販売してからは途切れていた顧客との関係性を再構築することで、顧客ロイヤリティの向上にも役立てることができるし、本当に求められているプロダクトを開発することだってできるようになる。

この見事なシナリオはもちろんだけど、スミスがWow!って唸ったのは、これがハイテク企業じゃなくて、コスメティックというアナログな業界で起きている事。素晴らしいと思わないかい?アメリカーーン!って叫びたくなっちゃうよね!

もうすぐクリスマス。これを読んでいる君たち、今年は君の彼女やワイフにロレアルのコスメをプレゼントしてみたらどうだい?でも彼女の化粧の頻度とかを可視化しようなんて思っちゃいけないぜ。「俺とのデートの時より同窓会行くときの方が念入りに化粧してない?」なんて喧嘩になっちゃったら嫌だろう?Hahaha!女は少し見えないところがる方が魅力も増すってもんさ!

じゃまた、次回を楽しみにしててくれよな。
アメリカーーン!

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