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DONのM2M講座 第4回 リアルタイム情報が生み出す価値

DONのM2M講座 第4回 リアルタイム情報が生み出す価値

みなさん、こんにちは。

私のDONと呼ばれたい、DON.マルチェロ・スミーニです。

「DONのM2M講座」の第4回目ということでよろしくお願いします。

前回の記事はこちらに掲載されています。

私のプロフィールはこちらのサイトに載っています。皆さん引き続きよろしくお願いします。

すみっこのお友達プロフィール >>

gooランキングが調査した「タレ目がかわいい女性」のランキングで石野真子さんが2位に入り、話題になっているようですね。

1位がトリンドル玲奈、2位がわれらの石野真子、そして3位が石原さとみというランキングだったようですが、御年54歳の石野真子さんが2位になる日本人の感覚、イタリア人の私にはワカリマセーン。Why Japanese people….!と叫びたくなります。

さて本題に入りましょう。

前回まではM2Mシステムによって作り出された蓄積情報が企業活動に対してどのような価値を生み出すのか、という点について解説してきましたが、今回はM2Mから得られる情報のリアルタイムでの利用方法について解説したいと考えています。

4.1 M2Mシステムによるリアルタイム情報の利用

M2MBoxに連載されているM2M講座においては、リアルタイム情報を利用して価値を生み出す仕組みとして以下の2つを記載しています。

『無人化や人員配置の適正化』
『業務プロセスの改善』

それぞれどのようなことかのか、もう少し説明してみましょう。

「無人化」は非常にわかりやすい例であって、いままで人員を張り付けていて監視を行なっていたものを遠隔で行なうことにより、必要となる人員が大きく削減できるということです。

「人員配置の適正化」とは、機械で送られてくる情報を分析して故障の原因や取るべき対策を導き出すような高度な技術スキルを持った人員をセンター側に集中配置し、現地の作業員に指示を行なって対応を行なうことにより、高度な技術スキルを持った人員が少なくても広い領域をカバーできるようにするというものです。

2番目の「業務プロセスの改善」とはどのような内容でしょうか。M2MBoxのM2M講座では、以下の2つのようなことが起こらないようにすることを改善のキーポイントとして挙げています。

 ①情報を取りに行くために人が移動する

 ②作業の直前に情報を取得することにより作業の準備を行なっている間、機械が待ち状態になる

M2MBoxでは、業務プロセス改善の例として、飲料系自動販売機と航空機の保守情報の例を記載しています。簡略化して引用してみましょう。

まず飲料系自動販売機では、従来は自動販売機の在庫内容を取得するため自動販売機のところまで人が出向いていって情報を取得していたのですが、これを事前にM2Mシステムで取得するようにしたという例になります。補填するための飲料を事前に準備しておくことが可能になったという利点も含めて、人や車両の利用効率を高めることができます。

もうひとつの航空機の例は、航空機が地上に着陸してまだ滑走路を走行している時点で機体の情報を通信で送ることにより、保守作業員が事前に準備をすることができ、作業時間を短縮することができたという例であり、到着から次の離陸までの時間を短縮して航空会社の運営にメリットを出すことができるという例です。

日本のような先進国においても、非効率的なオペレーションはまだまだ多くのところで見つけることができます。このような非効率なプロセスを改善することにより、日本の競争力をさらに高め、またブラックな労働環境を減らすことにつながるのではないかと思っています。

しかし、さらに多くの改善点が見つかるところがあります。そちらについては次の章で解説します。

4.2 海外への拡張で再認識されるM2Mシステムの効用

リアルタイム情報の利用は、費用対効果が比較的容易に明確化できるため、M2Mの導入で十分な費用対効果が得られるところにはすでに導入が進んでいます。しかし、最近の傾向としては、海外での利用を考慮してM2Mシステムの導入を再検討するという例が増えてきています。

日本国内のみを想定すると、現場の作業員の技術スキルが比較的高いので、高い技術スキルを持った人間の支援が必要となるケースは限定的であるという業界も多いと想定されます。しかし海外では、技術スキルを身に付けた人員はすぐに離職してしまいスキルの蓄積がなかなか起こりません。このため、海外での保守のレベルを確保するために、日本のセンターに配置した高度な技術スキルを持った人員が、海外の現地作業員に指示を出して保守作業を行なうという体制を検討している企業がいま非常に増えています。

また、当然ながら人を派遣するためのコストと時間も海外では大きくなります。国内では各地に保守拠点があるため故障対応のための駆け付けが容易であり、M2Mシステムの導入は費用対効果的に必要と判断されなかったという場合もありますが、そのような企業でも海外では事情が異なる場合が多いです。海外では日本ほど拠点が密に設置されていないケースも多く、また一つの拠点で複数の国をサポートするようなところも多く存在しています。国をまたぐようなことも含めて長距離の人の移動のコストを考慮して遠隔監視のシステムを海外向けに検討するという事例が最近多くなっています。

リアルタイム情報が生み出す価値というものは、いままで発生していたコストや時間の無駄が削減されるという形で現れます。したがって、人件費などの「人のコスト」や移動のための費用など、「置き換えられるもの」の条件が変われば実際に現れる価値も変わります。

あなたの企業が海外で事業を行なっている場合、海外でのオペレーションを精査してみることにより、日本では気がづかなかった領域でM2Mによるコスト削減ができることが発見できるかもしれません。特に日本企業が海外で行なっている事業に関してはM2Mの導入があまり進んでいないという印象を持っていますので、まだまだ多くの案件が眠っているのではないでしょうか。

そんなあなたの企業を支援したいDon.マルチェロ・スミーニです。

次回は、M2MBoxのM2M講座が提唱する「データ二毛作」について解説したいと思います。

次回もお楽しみに。